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●湿り空気線図
室温と湿度の関係を中心に空気の状態を示す相対湿度、露点温度、絶対湿度などをグラフにしたもの |
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●結露現象
ある湿度をもった空気の温度を下げていくと、空気中の水蒸気量が飽和状態に達します
この温度を露点温度といい、これよりさらに温度を下げていくと余った水蒸気が凝縮して水滴となります
これを、結露といいます |
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●壁内の結露
室内と室外に温度差があると、壁の中で温度勾配ができ、壁の中の水蒸気量は室内側と同じになります (熱も水蒸気も高い方から低い方へ移動します)
このとき、壁の中の温度が露点温度以下になると、結露ができます
これが、カビの原因や木材を腐らせるもとになります |
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●壁内の結露防止
壁内の結露を防ぐには、室内の水蒸気が壁の中へ入らないように、壁の室内側に断湿層を設けることと、壁が冷えないように、室外側に断熱層を設けることが必要です |