Interior Zukan
                                             

ユニット




■昔は、現場で一つ一つ手造りされてきた部分が、既製品として現場で使われるようになり、工期の短縮と安定した仕上がりが得られるようになりました。
■ユニットの名前の検索は、索引をご利用ください。
ユニット





ユニット




●飾り天井ユニット
 洋室用には木製の飾り縁で天井板をジャガード織やゴブラン織のクロスで仕上げたものなどがありましたが、最近はあまり見られなくなりました
 和室用には、井桁や組子細工、天井板を杉などの突板や網代織りで仕上げたものなどが多いようです


●カウンター
 カウンター材は、集成材、単板の練り付け材、塩ビやメラミン化粧板を表面に施したものなどがあります
 いずれも角や小口などが加工されていて、現場で加工して取り付けたり、加工もオーダーで発注することも出来ます


●押入ユニット
 押入の中段棚板と棚下の部分に引き出しを取り付けたのが一般的ですが、押入内部を仕分けし、布団や、座布団、小物の収納、洋服を掛けるスペースなどを組み込んだものもあります
 関連部品として、布団乾燥ユニット、押入内部調湿ユニットがあります


●玄関収納ユニット
 片側を上がり框にせ、反対に脚をつけるタイプが多くなりました
 機能として、室内側から使えるスリッパ収納や消臭機能、乾燥機能が付いたものもあります
 さらに最近は、大型化して、コートやゴルフクラブ、スキー板などが収納できるものもあります


●天井収納はしごユニット
 狭い家の中で少しでも広い空間を得ようとする、デッドスペースの有効利用として、屋根裏を収納場所として利用することが多くなり、そのためのはしごユニットです
 ただし、あまり重いもの、大きなものなどは持って収納することは難しく提案するときにはよく確認が必要です


●床下収納庫ユニット
 固定式やレールで左右にスライドするタイプ、電動で上下するものなどがあります
 冷凍・冷蔵・の機能が付いたものもあります
 また、キッチンだけでなく、居間、子供室、洗面室など和室には畳一枚分が開閉できるものもあります


●地下室ユニット
 床下収納庫からさらに拡大して、収納力を向上させたものです
 地下室は、温度は安定してますが、湿度が高くなるので、通気口や換気扇がついています
 本体は、FRP樹脂のものがほとんどで結露する場合は、除湿機の設置が必要になります


●堀座卓・堀ごたつユニット
 昔あった掘りごたつを、利用しやすくユニット化したもの
 夏は堀座卓として利用するか、框をはずし畳を敷き込んでの利用ができます


●生ゴミ収納庫
 生ゴミ収納は、台所の壁から外の収納庫に捨てると、換気扇が連動して作動する仕組みになっています
 最近は生ゴミ処理機能を持ったものもあります
 基本的に、生ゴミは収納ではなく、処理することを考える必要があると思います


●物干しユニット
 普段は、天井にあげておき必要なときに下げて、洗濯物を室内で吊し干せるという機能
 梅雨時、留守がちの家庭で利用されています


●システム階段・手すり
 側板ささら桁踏み板踊り場上段框手すり笠木親柱小柱などが含まれて、色やデザインが統一されてセットになっています


●プレカット階段
 システム階段は階高が規格化されていますが、それ以外の階段に対応するように現場の寸法に合わせてオーダーできる階段です
 発注するときは、寸法を精密に測って注文する必要があります


●カーテンボックス
 天井埋め込み型と、壁に取り付けるタイプのものがあります
 カーテンレールが組み込まれているものやバランス飾りを取り付けることができるものもあります

●炉セット
 簡単に炉を取り付けて、茶室の代わりにすることができます
 本格的茶室にはかないませんが、お茶の世界をもっと広げることができそうです





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