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マーカーを使ったカラーリングのテクニック
■マーカーを使ったカラーリングのテクニックを
、
エレメントごとにご紹介しますのでひとつずつマスターしましょう。
■
カップボード
・
ブラインド
・
フローリング
・
テレビ・グリーン
・
テーブル・チェアー
・
ソファー
・
カーテン
カップボードのカラーリング
◆最初は、マーカー・カラーリングの基礎である、単色による着彩の練習からです
●下塗り
単色で部分的に、重ねたり透かしたりして、全体を塗る
Point
・・・このとき、早く塗ると薄く、ゆっくり塗ると濃くなります
●色付け・影付け
木目を意識して同色で重ね塗りして濃淡をつける
同じように光を意識して、影をつける
Point
・・・影は光の方向、影になるところをよく考えて、素早くつけるのがこつです
●添景
最後に添景(グラス・ビン)を丁寧に着彩する
Point
・・・細かいところは色鉛筆なども使ってみましょう
by
K-Kumi
ブラインドのカラーリング
◆ウッドブラインドも、単色で着彩できます・・・単色着彩の基本です
●色付け
単色で全体に色付けをする
Point
・・・部分的に白く抜くのがそれらしく見せるこつです
●影付け
同色で影をつける
Point
・・・重ね塗りをすれば濃くなります
影付けの基本ですから、納得のいくまで練習をしてください
by
K-Kumi
フローリングのカラーリング
◆フローリングは床に映り込むエレメントの影、光の反射で質感をだします
●色付け
フローリングの線と交差するように全体を重ねたり透かしたりして塗る
●影付け
エレメントの影、光の反射を同色で表現する
Point
・・・光った感じをだすところは思い切って白く抜くのがこつです
by
K-Kumi
テレビ・グリーンのカラーリング
◆テレビやグリーンの壺は光の反射をどう表現するかが、大事なポイントになります
●下塗り
全体に大きな面積の薄い色で下塗りをする
反射した感じをだすところは、白で残す
●色付け
ワントーン濃い色で立体感をだす
同じ色の2回塗り、3回塗りで濃さを調整する
Point
・・・濃い色の上に薄い色を重ねないこと
薄い色から濃い色へ
が基本です
●影付け・ハイライト
もう、ワントーン濃い色で、きわ・ふちどりをする
最後に、白でハイライトや光った感じをだす
Point
・・・ハイライトは極細の修正ペンで素早く描くのがこつです
by
K-Noriko
ダイニングテーブル・チェアーのカラーリング
◆木製のダイニングセットは木の質感・ぬくもりなどが伝わるように・・・
●下塗り
光の方向を意識して反射するところを薄い色で塗る
●色付け
家具の木目を考えて下塗りで薄く塗った周りをワントーン濃い色で塗る
●影付け
全体のバランスを考えて、もうワントーン濃い色で影をつけて立体感をだす
●ハイライト
最後に、白でハイライトをつける
Point
・・・このようにディテールの細かいエレメントは下絵の出来具合で仕上がりも決まってしまうため、よく観察して下絵を仕上げましょう
by
I-Akane
ソファーのカラーリング
◆ソファーは何色かを使って、ファブリックの質感を如何にだすかがポイントです
●下塗り
最初に、同系の薄い色を何色か使って下塗りをする
●色付け
次に濃い色を使って濃淡をつけながらファブリックのイメージをだす
●影付け
より濃い色で影をつけながら立体感をだす
脚部も光の反射を考えて塗る
●ハイライト
最後に、白でハイライトを付ける
Point
・・・この着彩方法は、同系色のマーカーを何本かそろえる必要がありますが、是非マスターしたいテクニックです
by
F-Kiyomi
カーテンのカラーリング
◆同系色の薄い色から濃い色までの3色を使い、3段階に分けて塗っていきます
●下塗り
全体に一番薄い色を塗る
●色付け
次に、中間の濃さの色を使い光のあたる部分と影になる部分をイメージしながら、陰になる部分を塗る
●影付け
最後に、一番濃い色を使って影が一番暗くなる部分を塗る
by
S-Keiko
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