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ベルサイユ宮殿の写真集


 
■1626年ルイ13世の離宮として建てられたのが最初で、ルイ14世の時に形式が整えられました。バロックおよびロココの粋が凝縮されています。
 
 




●王室礼拝堂
 聖書の物語をモチーフにデザインされた彫刻の壁と、様々の大理石でおおわれた床
 ルイ16世とマリー・アントワネットはここで、婚礼をあげた

●鏡の間
 長さ75m、幅10m、高さ12mの鏡の間はマンサールが設計したもの
 装飾芸術の傑作といわれ、17の窓と、壁面にはめられた17面の鏡から構成される
 天井画はル・ブランの手によるルイ14世の栄光の生涯を古代風の世界で描いた大壁画がある

 

●王妃の寝室
 フランスの王族がこの部屋で生まれた
●グラン・トリアノン
 バラ色の大理石を使った館
 ルイ14世の命令によって完成
 ヴェルサイユ宮殿の隠れ家
 ナポレオンもここを愛した

●プティ・トリアノン
 ルイ15世が、愛人ポンパドゥールに贈った小離宮
 アントワネットもここを愛した
 当時、館に入ることが出来たのは、彼女のお気に入りの貴族だけで招待されなかった人々に反感を買った
 娯楽に費やした費用は膨大で取り巻きも眉をひそめたといわれる

●村里
 マリーアントワネットは自然復帰説を唱えた哲学者ルソーなどの思想に感化されて、トリアノンの大池の周りに12の家を建てた
●コンコルド広場
 ルイ15世のための広場として造られ、革命の際には、白いガウンをはおり白い帽子を被った元王妃アントワネットは、肥料車に乗せられて向かったコンコルド広場
 あたかも王宮の大階段を登るかのような優雅な足取りで断頭台に登った
 

Photo by Makiko Haba





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