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構造と発光原理




■少し、むずかしいと思いますが各種ランプの構造と発光原理をイラストでまとめてみました・・・・・松下電器・東芝ライテック カタログより
電球電球形蛍光灯蛍光灯ハロゲン電球高輝度放電灯





電球の構造と発光原理

    

●タングステンのフィラメントに電流が流れると、フィラメント自体の電気抵抗によって2千数百度に熱せられ、白熱化し、やや赤みを帯びた白色光を発します。いわゆる鉄を熱し続けると光を発するのと同じ原理です。





電球形蛍光灯の構造と発光原理

    

●コンパクトサイズの専用ランプと、点灯回路を一体化し、電球と同じ口金(E26)をつけた蛍光灯です。蛍光灯と同様に、水銀蒸気中の放電によって紫外線を発生させ、この紫外線による蛍光物質の発光を利用しています。





蛍光灯の構造と発光原理

  

●点灯の際、電極に電流を流すと加熱され、フィラメントから熱電子が管内に放出され、放電が始まります。放電により流れる電子は、管内の水銀原子と衝突して紫外線(253.7nm)を発生します。この紫外線が蛍光物質に照射され、可視光線に変わります。蛍光物質の種類によって、いろいろな光色を放ちます。





ハロゲン電球の構造と発光原理

   

   

   

●一般の電球と同じように、コイル状のフィラメントを加熱して発光します。一般の電球では、高温のフィラメントからタングステンが徐々に蒸発し、バルブに付着して黒化現象を起こし光束を低下させますが、ハロゲン電球では、封入したハロゲン元素の働きにより、蒸発したタングステンとハロゲン原子が結合し、タングステンがバルブに付着するのを防止します。これにより、効率を高めると同時に点灯時間に伴う光束低下を抑え、長寿命化を実現します。





高輝度放電灯の構造と発光原理

    

●基本原理は蛍光灯と同じで、発光管内の放電によって発光します。しかし、蛍光灯の場合と比べ、点灯中の封入沃化物などの封入圧力と温度が高いため、可視光線を多く発生します。




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