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防犯金物




■「水と安全はただ」といわれた日本が危険な国と変わりつつあり、犯罪は凶悪化、多様化し、家族の安全は自分たちで守るが鉄則になりつつあります。・・・・・松下電工カタログより
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防犯金物





防犯金物

ここでは住宅における最近の犯罪の手口とその対策を考えます

◆手口について
空き巣のいやがる条件は、1.侵入に時間がかかる 2.侵入時に音が出る 3.侵入する場所が明るい等。侵入に5分以上かかると7割があきらめるそうです。
◆防犯対策として
・外出時は必ず鍵をかける
・置き鍵はやめる
・ワンドアツーロックの二重ロック
・ガードプレートを付る
・勝手口や通用口がある場合は、そちらも二重ロックに
・合鍵は厳重に管理する事
・そして一番効果があるのは地域の方の防犯意識と言われています



●三角割り・突き破り
 ドライバーを使用する手口です
 コップにひびが入る位の音しかせず、手を入れる大きさに割るには10秒もあれば充分です

対策・・・
 防犯合わせガラスにする
 ペアガラスにする


●サムターン回し
 扉の近くの窓ガラスを壊す、郵便受けを壊す、扉の側面又は上面の隙間からドアスコープやドアノブを取り外す、扉にドリルで穴を開けるなどいろいろな方法で操作してサムターンを回し、解錠する手口をいいます
対策・・・サムターンカバーを取り付ける・室内からもキーを使用してロック出来るタイプにする・郵便受けの取り付けを強化する、郵便受けから手の届かない場所に補助錠をつける


●ピッキング
 合鍵以外の用具を用い、錠シリンダー部分を操作して解錠する手口をいいます

対策・・・
 錠シリンダーをCP−C錠等の耐ピッキング性能の高いものに交換します


●ドア破り
 ドアの隙間などにバール等を差し込み、施錠部を強引にこじて開ける等、ドアの錠を破壊する手口をいいます
対策・・・
 扉の隙間を覆う部品(ガードプレート等)を取り付けること
 ドアとドア枠の隙間は、4ミリ以下とするなど極力小さくすること、内開きにすること、ドア及びドア枠の中に補強材を入れること、ワンドア・ツーロックとする


●カム送り解錠
 シリンダーのリングを浮かせ、扉の中にある本体に特殊な工具を入れて開錠する方法
 リングが引っ張って浮く機種に限られて別名「バイパス解錠」とも呼ばれています

対策・・・
 錠ケース・錠ケース内部の不要な隙間を塞ぐこと
 シリンダーカラーとドアとの間の隙間を無くすこと


●ラッチ送り
 用具を用いてラッチボルトを操作して解錠するもの

対策・・・
 円筒錠(シリンドリカルロック)は、建物の開口部に取り付けないこと


●CP認定錠
 (財)全国防犯協会連合会が認定した防犯性の高い錠前のことです
 この錠前にはCPマーク(青色)を貼付することが許されています


●CP−C認定シリンダー
 急増するピッキングによる窃盗被害を防ぐために(財)全国防犯協会連合会がシリンダーの耐ピッキング性能のみを評価して認定したシリンダーです
 認定されたシリンダーにはCP−Cマーク(赤色)を貼付することが許されています

●CPマーク
 平成16年5月、官民合同会議で「防犯性能の高い建物部品」の普及を促進するため、「共通呼称(防犯建物部品)」と「共通標章(CPマーク)」を制定しました
 「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載・公表された建物部品のみを「防犯建物部品」と呼び、「CPマーク」の使用が認められます





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