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屋根材




■屋根は、よく目にするわりには、どんな材料で出来ているのかなどは、あまり、気にせず見ています、このページを参考に、一度、自分の周りを見渡してどんな屋根があるか、見てみてください。
■屋根材の名前の検索は、索引をご利用ください。
スレート系シングル系金属系その他









●本葺瓦
 平瓦の接合部に丸瓦をかぶせるように葺く施工
 丸瓦の縦の線が美しく強調される
 瓦の固定方法は、土葺きと引掛け葺きとがあり、丸瓦の接合部は南蛮漆喰で固める
 現在は、社寺建築に用いられる


●和瓦
 引っ掛け桟・・・・引掛け桟の付いた瓦、浅瓦を用いる 屋根面に、所定の間隔で瓦桟を釘打ちし、これに瓦の爪を引っ掛ける、さらに、瓦を銅線または銅やステンレスの釘で固定する
 土葺き・・・・屋根の上に葺き土をのせ、その上に桟瓦を葺く 葺き土を全面に敷く、べた葺きは重く、侵入した雨水が乾燥しにくいため下地を傷めることがある これをさけるため、今は筋葺きという、筋状に置く方法がとられる


●S瓦(洋瓦)
 スペイン瓦を一枚の瓦で、兼ねられるようにしたもの


●スペイン瓦(洋瓦)
 下丸瓦に上丸瓦をかぶせて葺く方法

●F型瓦
 「F型」のFとは、平面、フラットの意味で、平板状のデザインが特色
 そのデザイン性が最近の和風建築に似合うので特にハウジングメーカーさんなどに多く見受けられます






スレート系

スレート系・・・・本来スレートとは、玄昌石のような「粘板岩」のことを言う。
石綿スレート、無石綿スレート、コンクリート系スレート、天然スレートなどがある。



●石綿スレート(着色・化粧石綿スレート)葺き
 石綿と、セメントを主原料とした屋根材
 野地板の上に下葺き材を葺き、そのうえから亜鉛メッキした特殊な形をした釘で固定する


●天然スレート葺き
 玄昌石のような粘板岩を使った屋根材、天然スレート系として高級屋根材として使用される

●波形石綿スレート葺き
 1.8m〜2.4mの長尺の波形板
 鋼製の母屋の場合は、フックボルト、チャンネルボルトで、木製母屋の場合は、スレート釘で固定






シングル系


●アスファルトシングル葺き
 砂付きアスファルトルーフィングに似た材料を、所定の形状、寸法に切断したもの
 釘打ち、もしくは、アスファルト系の接着剤で固定
 柔らかな、印象を持ち、カーブの部分もそのまま施工できる






金属系



●瓦棒葺き
 金属板を木材の角棒に沿わせて立ち上げ金属板をかぶせ、固定する


●たてはぜ葺き
 垂直に、はぜ吊り子をあらかじめ止めて付けておき、長尺板の端を巻き込む


●平板葺き・一文字葺き
 長方形の金属板を、四方子ハゼとして、金属同士を引っ掛けながら葺きあげる


●横葺き・段葺き
 金属板を横向きに使用して葺いた屋根を指し和風の屋根にもよく似合います
 最近ではガルバリューム鋼板という、鉄板に55%アルミ・亜鉛合金(アルミ55%+亜鉛43.4%+シリコン1.6%)をメッキした耐候性に優れている材料を使用します

●折板葺き
 鉄骨梁の上に、タイトフレームと言う富士山形をした金具を溶接で取付け、その上に折板を一枚ずつ葺いて金具で止め、最後に馳締めと言う方法で折板相互の結合をします
 この屋根は、緩勾配の屋根に多い仕様です






その他



●茅葺き(かやぶき)
 茅葺きの材料となるカヤはススキ、スゲ、チガヤなど屋根を葺くのに使う植物の総称
 飛騨ではオオガヤ(ススキ)、コガヤ(カリヤス)を使用しています
 かつては川原などに自生していましたが、現在は少なくなり栽培しているものを使っています
 茅葺き、檜皮葺、柿葺きとも、高い技術を持った職人さんが必要ですが、いずれも後継者が少なく、現在は後継者の育成に力を入れています


●檜(桧)皮葺(ひわだぶき)
 檜皮は、檜の皮を小板にしたもので、それで屋根を葺いた(覆う)もの
 高価で人手がかかるので、宮中の殿舎や貴人の邸の主要な建物などで使用される
 檜皮は竹釘で留め、檜皮の厚みはだいたい10センチほど、軒先だけは建物の優美さを出すために数十センチの厚さになっている


●柿葺き(こけらぶき)
 檜皮葺きと同様、社寺建築に用いられた屋根葺きの工法で木羽板葺きともいう
 柿板と呼ばれる椹(さわら)や檜などの薄い割り板(3〜6o)を竹釘によって打ちつけ軒付け部分は厚め(10〜15o)の板を用いる

●栩葺き(とちぶき)
 板葺き屋根には、板の厚さによって、栩(とち)葺き木賊(とくさ)葺き柿(こけら)葺きの別があり、最も厚い板を使用するのが栩葺きです
 板材には、水に強いさわらの木などを使います





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